プロヴァンスのガトー・デ・ロワ

フランスでは1/6の公現祭の日にガレット・デ・ロワを食べます。
というか、クリスマスが終わると一気にガレット・デ・ロワに移行しますね。
年末年始の家族の集まりが多いので、夫の実家では2週間で5台くらい消費しています。
最近は日本でもガレット・デ・ロワが浸透しつつありますね。
パン屋さんなどでよく見かけます。
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日本で浸透しているのはこんなパイ生地タイプですね。

そんなガレット・デ・ロワ、プロヴァンス地方では、ガトー・デ・ロワ (gâteau des rois)またはブリオッシュ・デ・ロワと名前も見た目も変わります。
ロワール川より、北か南かがパイ生地かブリオッシュかが分かれるポイントらしいです。
日本のお雑煮みたいなものかしら。地方によって味噌だったり、丸餅だったり違いがありますよね。
南仏出身のダビデくんにとってはプリオッシュのガトー・デ・ロワこそが公現祭のお菓子。
ブリオッシュタイプを恋しがっているので、一念発起
ダビデくんのためにブリオッシュのガトー・デ・ロワを作りました!
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ブリオッシュタイプのは、菓子パンみたいで私には(甘さが)物足りないのですが、夫は「コレ!コレ!!」と喜んでくれました。

ケーキをEmmaに食べさせるのはまだ抵抗があるけれど、ブリオッシュならEmmaも食べられます。
作り方のパイ生地をこねるよりはるかに楽なので今後はガレット・デ・ロワは買って、ブリオッシュは自宅で作るようにしようかなと思っています。

そういえば、エリゼ宮のガレット・デ・ロワにはフェーヴが入っていないそうですよ。
フェーヴを引き当てた当てた人は一日限りの国王や王妃になることができるのですが、フランスは共和国。
国民から選ばれた大統領を元首としているため、大統領が「国王」や「王妃」を任命することができないからフェーヴは「なし」なのだそう。
フランスが共和政をいかに大切に考えているかよくわかるエピソードだと思います。